自賠責保険について

こんにちわ、札幌市東区のライラック自工です。
7月にも突入し、本格的な夏がやって参ります♪ 夏はイベントが盛りだくさんで旅行やフェスなどでお車を使用する事も多いですよね。
ところで、皆さんのお車の車検は大丈夫でしょうか？
長距離ドライブで車検が切れた車に乗ってしまうと、とんでもない事になってしまい、楽しいはずのお出かけが悲惨な思い出になってしまいます。
※車検切れの車については前記事参照ください。
さて、今回は車検の際によく聞かれる「自賠責保険」について書いていきます。

自賠責保険とは

正式名称を「自動車損害賠償責任保険（じどうしゃそんがいばいしょうせきにんほけん）」と言います。
この保険は強制的に加入しないといけない、「強制保険」となります。
法律で定められており「すべての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険」、自動車損害賠償保障法にあたります。
運転の際にこの自賠責保険証明書を持っていないと30万円以下の罰金になってしまいます。
※基本的に車のダッシュボードなどに保管することをオススメします。

もし自賠責保険が切れていた場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金さらに点数6点で免許停止になってしまいます。

基本的に自賠責保険の加入や更新は車の購入時や車検の際に行われますが、車の譲渡やディーラーを通さない購入などの際には名義変更や自賠責保険の加入などをご自身で対応する必要があります。

ちなみに、「自賠責保険」と「自動車保険」は別の物ですのでお気を付けください。

自賠責保険の保険料は保険会社によって料金が変わることありません。

自賠責保険の補償は？

自賠責保険は交通事故の被害者救済の為の保険となっており、その対象は人間のみです（対人補償）。
自分の車、相手の車や建物を壊してしまっても補償は一切ありません。

この様に保証額が設定されておりますが、事故によっては自賠責の補償では全く足りない高額賠償金額となる事が多いです。
もちろん、この制度は被害者のみですので、事故を起こしたのが自身の場合は治療費は全額自己負担です。

自動車保険も同時加入するべき

上記の様に「自賠責保険」は人（被害者）に対する補償をしてくれます。
ですが、自身や車や建物などは全額自己負担となり、とてつもない金額を背負うことになります。
事故を起こさない・起こさせないがベストですが、昨今そうも言えない事故が多く続いています。
「自分は大丈夫」と事故を起こした人は必ず事故直前に言っています。

事故に巻き込まれた被害者側でも、加害者が保険に入っていない場合は、わずかな慰謝料・車の修繕費は事故負担となってしまい大金が必要になります。
そんな事態に備えてお車の購入・車検時に「自動車保険」の加入を強くオススメいたします。

弊社ライラック自工でも「自動車保険」のご案内を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

この夏は安全・安心のサマーライフをお過ごし頂けます様、心より願い申し上げます。