法定点検は車の「健康診断」
法定点検は、12ヵ月点検と24ヵ月点検があります。12ヵ月点検は、ブレーキペダルの遊びなどの車内点検や、エンジンルーム、下回り、足回りの点検など、安全と快適さに関わる点を総合的に26項目を点検します。24ヵ月点検は、12ヵ月点検の内容に加え、各部の摩耗や損傷、オイルの量や漏れなど合計56項目の細かい点検を行います。法定点検は、お車が故障してしまうのを未然に防ぐための、車検だけではカバー出来ない車の「健康診断」です。
車検と法定点検の違いってなに?
車検と法定点検は、それぞれ内容と目的が違います。車検は、お車が公道を走るために、安全面や環境面などの保安基準を満たし、問題なく道路を走ることができる状態なのかを調べる検査で、部品の交換などを目的としていません。一方、法定点検は、お車が故障してしまうのを未然に防ぐための定期的な点検を目的とし、消耗や劣化した部品の交換などを行い、お車の性能や安全性を維持する検査です。一般的には車検と24ヵ月点検は同時に行います。
